まだ(また)ボンヤリとだが、思うことありまして。先日ライブハウスで観客としてヤイノヤイノ楽しんで居たら、思わぬことで傷ついた話をば。
演者さんは、割と名前を知られてる人だったんだけど、即興?コントを合間合間に挟むタイプの人で、初見だったんですわ。
で、まぁそのコントのトーンにも全体的に私は乗れてなかったから、その上での話なんだが、唐突に「パワハラ演出家」をステレオタイプな感じで茶化しつつ一人芝居してたんだよね。
もはや誰とは言わないけど、私は10年前に振付家のパワハラがヒドいカンパニーに所属していて、3年で失踪と自殺未遂してうつ病で通院することになったんだわ。その通院も服薬も今でも続いてる。
その振付家と、ステレオタイプとして演じられていた「パワハラ演出家」は似て非なるものではあったんだけど、自分がかつて心を傷つけられた時間を再現して誰かがどこかでその場の笑いをとってるかもしれない、ということを連想してしまい、つらくなって友達にも挨拶できずに退散しました。
一応、そのライブハウスも場末感ある老舗、ではなくて、比較的新しい場所で「誰もが集える場所を」みたいなステートメント?まで出していたけど、自分以外のお客さんが皆んな笑ってる状況で、私は二度とその店には集わないし集えないな、と思った。
私は裁判起こしてないし社会的なハラスメント被害認定はないけど、10年前とはいえ傷に塩塗られて良い気持ちはしなかったよ。
何が言いたいかというと、私はその表現者のライブにもう行かないだけでなく、他の対バンに対しても印象悪くなったし、(即興かもしれないとは言え)そういう表現を看過したライブハウスには行きたくない。というか、ライブハウスが自分で宣言してることすら実践できてないという、ダラシない意味での「危険な場所」だと思えてしまう。(そうじゃないライブハウスもあると思ってるけど)
そういう諸々を、傷ついた側が指摘しなきゃいけないのもつらいな、と思いつつ、関係者の名前を出さずに書きました。表現者や表現の場が好きな人ほど、こういった可能性について日々気をつけて欲しいなと思います。
ぴーす。
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