2025年4月11日金曜日

勝手に他己紹介(4 佐藤駿さん

佐藤駿さんは俳優さんで、昨年のせんがわ劇場演劇コンクールで初めて話しました。なのに、佐藤さんはめちゃくちゃ気の良い人なので、速攻「さとしゅん」さんという愛称で呼んでいます。


佐藤駿さんアーティスト写真(撮影 瀧本信幸)↑プロフィール↓


佐藤駿

2016年ごろより、演者としての活動を始める。映画美学校アクターズコース一期初等科修了。横浜国立大学大学院Y-GSCスタジオ修了。2016-18年、パフォーマンス作品を作る集まりとして「犬など」を主宰し創作を行う。
近年の主な舞台芸術作品の参加団体に、バストリオ、Dr. Holiday Laboratory、屋根裏ハイツ、など。ソロでの発表は今回が初めてです。ふだん自分が舞台にいる時に大切にしていることを「即興」という観点から考える機会にできたらと思っています。

 

私は屋根裏ハイツ『すみつくす』という演劇で、さとしゅんさんを一方的に知っていたのだけど、その時は「この人は素でこういう人なのかな?」という妙な違和感と存在感を残しつつ、自然体過ぎてすごい技術なのかすごい天然なのか判断つかなかったのです。

それが、せんがわ劇場演劇コンクールで屋根裏ハイツ『未来が立ってる』を拝見した時、妙な違和感と存在感はそのままに別人のように居るではないですか!びっくりしたんだよね。すごい技術だと思った。

昨年、クラファンのリターンで屋根裏ハイツ主宰の中村大地さんとお話したとき、「すみつくすは、各上演の俳優たちのセリフの間の取り方やどういう動作を選択するかが毎回違って、セッションみたいだった」「さとしゅんは、(本番中に試して失敗すると良くないので)稽古場で試して失敗しておきます、と宣言してから演技したりするんですよね」と中村さんが仰っていて、共感しつつ、向上心あるスゴい人なんだな〜と思っていたので、今回お招きできてとても嬉しいです。(もちろん自分の企画に参加してくれるアーティストはいつでもみんな参加決まって嬉しいですが!)

さとしゅんさんはご参加が決まるや否や、「自分はソロが初めてなので、すーじんさんの稽古を見学させてもらえませんか?」ということで、3月の終わりにさとしゅんさんと稽古したのですが、私のリハーサルでの作業を見てからの言語化する精度と密度が高く、かつ情報量も多くて、すごい俳優さんだと改めて思いました。しかも気の回し方が上手で嫌味がないのよね。不思議。

そんなさとしゅんさん、その稽古でお会いした時に「まだ何も手をつけてないんですが」とハニカミつつ、興味深い即興のプランをいくつも話してくれました。おお...本当にすごい人だッ...!すごい俳優さんて作家脳なんだよねと思いつつ、4/19は何を見せてくれるのか楽しみです!

生きてますもの、屁も垂れます#2』、絶賛ご予約受付中です!


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