なんとなく、ノートしておきたいことが溜まってきたのと(この言語化衝動は明らかに今捩子ぴじんさんの稽古場に通っているからですw)、現在の活動状況のご報告をしていきます。
長文になるかと思いますが、読んで頂けたら幸いです。
昨年8月に東中野RAFTでソロをやらせて頂いて、発見点は、「舞台」の上でタブーを犯そうと思っても大したことはできない、ということでした。日常生活でタブーを犯していかないと、結局、殺傷力のあるパフォーマンスにはならないと。
とにかく人生で初ソロ作品(厳密にはクラブグッドマンで何度かそれまでにやらせてもらいましたがw)をやりました。
これが今年の1月のd倉庫「ダンスがみたい!新人シリーズ13」につながったので、RAFTの来住さんには本当に多謝です。
昨年末はRAFT「年の瀬小景ス」にまさおか式、scscsともども呼んで頂いて、まさおか式では初めて人前で書き文字を読む、ということを、scscsは夏の5分作品を膨らませて10分作品を、それぞれ挑戦できました。
全てはトライ&エラーだし、それによってしか人は成長できないと思います。お客さんを前に話す、という手段が自分のなかで芽生えたのも、この時だったと思います。
貴重な機会を本当にどうもありがとうございます。
今年1月は「新人シリーズ」で「劇場」での初ソロダンスを人前にさらしました。
自分にできることは小さいけれど、どうやってそれを自分の見せたいカタチに近づけるかの作業はとても楽しかったな。また12月にBaobab「○○階から望む」を観に行って、大方向転換があったりしました。自分に振付られた自分をさらすということの意味がよくわからず、結局この課題は今後もテーマになりそうです。
「新人シリーズ」では無事「問題作にならなかった問題作」として各評論家の先生方から酷評を頂き、たいへん勉強になりました。
あ、もっと無茶やってよかったんだ、という気づきは大きかったです。
1月末にはBody Arts Laboratoryという企画で政岡由衣子のデュオ作品に出演し、当日、政岡のたたき台を二人で叩いて、なんとか作った即興の要素が多い作品だったのですが、山崎広太さんのコメントが自分の感性に近くて、こういうの、本当に励みになりますね。自分を信じて思い切って踏み出した方がいいんだ、っていう。
村社さんの新聞家も面白かったな。
篠原憲作さんは大学卒業後におばけ屋敷を一緒にやったというw、縁遠くなってた人がふとまた繋がるのは本当に嬉しい。しかも同じフィールドにいたなんて!
皆でフィードバック会をやった時に憲作さんがくれたコメントも嬉しかったです。「顔で踊るな!体を使えるんだから体を使え!」っていう激励を頂きました。
憲作さん、ダンコレは受賞ならなかったみたいだけど、今後もNYと日本を股にかけて活躍して欲しい友人です。
2月は3月への準備と、レナータ・ピオトロスカというポーランド人の振付家の音響スタッフとして関わりました。
英語は慣れなかったけど、周りの方が親切にサポートして下さって、なんとか無事終演しました。
レナータのコンセプチュアルな作品作りと、「レクチャー・パフォーマンス」はとても勉強になった。
あと、レナータが連れて来た音響のシモンが結構無茶をやる人で、音響的にはすごい勉強になったな〜w
限界を知るためにはきちんと知識が必要だよね。
3月はscscsで愛知県芸術劇場に出演して参りました。結構FBなどでもご報告したので繰り返しませんが、本格的な劇場空間で自分たちの作品を上演できる、というのは本当にいい機会でした。
藤井さんはじめ、劇場スタッフの皆様、本当にお世話になりました。
あと、打ち上げでつむぎねの宮内さん、Gonzoの塚原さんが気さくにたくさん会話して下さって、自分もこういう先輩になりたいなと思いました。こっちの作品観てないのに、その場に居合わせてるだけで後輩扱いしてくれる、色んなことを教えて下さったのは、感激です!
3月はあと、伊豆に骨休めに行ったり、政岡の大阪帰りについていったり旅行三昧でした。知らない土地が好きだ。東京以外の空気に触れることが好きだ。伊豆で地道にうまいもの出してるNAYUTA食堂が好きだ。三宮、梅田、十三のなんでもない街角が好きだ。
三宮は小林勝行の108barsが自分の頭の片隅にあったんだけど、駅に降り立ったら自分がすごい興奮していて、それに自分でもビックリした。好きですね。小林勝行。
王子動物園もすごいよかったなー。10年以上は動物園行ってなかったんですけど、象の大きさとか本当にきれいだったな。中年女性チンパンジーが人間の子どもに優しい感じとかも感動できる場面だった。
3月末に向雲太郎さんの子ども向けWSの音響をやりました。久々の即興音響で、久々に嫌な汗をかきつつw、なんとかフォローできてた部分もあるかな、というのと、現場に立ち会えるだけで勉強になりますね。
雲太郎さんも本当に尊敬できる先輩です。酒を一緒に飲むと一番に酔っぱらいますw
でもどんなに飲んでも周りの人がつまらなくなるような話はしない。天性のものなのか、駱駝艦はそういうとこも鍛えるのかw
金くんも一緒に飲むと楽しいもんなー駱駝艦はそういう人が集るのかな。
さてさて、最後に2本告知です。
現在捩子ぴじんさんの新作に出演者として絶賛稽古場通い中です。
舞台作品の最前線に関われる毎日が幸せ!
稽古はまだ捩子さんのアイディアを皆が実践してみて、修正してみて...の繰り返しですが、これは確実に今まで誰も観た事ないものになるだろうな〜という確信だけあります!
あと、うんさんのところに居たときもそうだったけど、やっぱり第一線のクリエイターは発想が違うなぁと痛感します。捩子さんが実験に加わったときの広がりやクオリティの繊細さが言葉に絶します!常に斜め右上30°とx軸が垂直にマイナスな感じを同時に出してきますです。
以下、公演詳細です。
「Urban Folk Entertainment」@横浜赤レンガ倉庫1号館 3Fホール
公演日時
2015年
6/25(木) 19:30開演
6/26(金) 19:30開演
6/27(土) 14:00開演/18:00開演
2015年
6/25(木) 19:30開演
6/26(金) 19:30開演
6/27(土) 14:00開演/18:00開演
✳︎各回開演30分前よりホワイエでプレパフォーマンス・プレトークを行います。出演者は後日WEBにて公開します。
✳︎開演時間に開場(客席にご案内)いたします。開演時間を過ぎますと、しばらく客席にご案内できない可能性があります。
予約 :佐々木までご連絡を!
sasakisujin☆gmail.com
前売 ¥3000 当日¥3500
赤レンガ倉庫割引(枚数限定)¥2500
【赤レンガ倉庫割引とは】
赤レンガ倉庫1号館でご購入または、電話予約後、5/1〜6/24の期間内にお引き取りいただける場合は、¥2500(特別割引)で販売いたします。
枚数限定のため、お早めにご予約・ご購入ください。 ✳︎未就学児はご入場いただけません。
✳︎車イスでご来場の方は、チケットご予約の際におしらせください。
枚数限定のため、お早めにご予約・ご購入ください。 ✳︎未就学児はご入場いただけません。
✳︎車イスでご来場の方は、チケットご予約の際におしらせください。
チケット発売日
5/1 (金) 横浜赤レンガ倉庫1号館、シバイエンジン
5/1 (金) 横浜赤レンガ倉庫1号館、シバイエンジン
演出・出演
捩子ぴじん
捩子ぴじん
出演
生実慧
大谷ひかる
岡田智代
佐々木すーじん
新庄恵依
藤本なほ子
八木光太郎[GERO]
山崎阿弥
Yanchi.
生実慧
大谷ひかる
岡田智代
佐々木すーじん
新庄恵依
藤本なほ子
八木光太郎[GERO]
山崎阿弥
Yanchi.
照明:中山奈美 音響:星野大輔 舞台監督:佐藤恵 WEBサイト:加藤和也[FAIFAI]
宣伝美術:塚原悠也[contact Gonzo]
制作:岡村滝尾(オカムラ&カンパニー)
共催:公益財団法人横浜市芸術文化振興財団(横浜赤レンガ倉庫1号館)
協賛:TOYOTA創造空間プロジェクト
助成:公益財団法人セゾン文化財団
企画・製作・主催:捩子ぴじん
【プレパフォーマンス・プレトーク参加者募集】
各回開演30分前に実施するプレパフォーマンス・プレトークへの参加者を募集します。劇場ホワイエを使用した15分程度のパフォーマンスで観客を温めてくれる方、捩子ぴじんとのトークに参加していただける方をお待ちしています。近々の公演の宣伝、活動紹介の場として活用してください。各回一組。応募多数の場合はこちらで選定させていただきます。申し込みはWEBから。urban-folk-entertainment.net
さてさて、しっかりした公演のため、何かと情報量が多いですが、もう一つ。
scscs、4年ぶりにライブハウスに出演します!
捩子さんの稽古と同時進行で日々錬磨中です。
こちらはscscsHPにてご確認ください。
充実の毎日を驀進してますが、精進が本当に足りん!
もっと遠く高く跳べるようになりたいです!
すーじん